会社のはなし
イベントグループ グループマネージャー 斎藤 英俊
複合的で多岐にわたる業務を統括するトータルディレクション
イベントグループでは、BtoB市場で行われる展示会、カンファレンス、セミナーへの出展、あるいは企業が主催するイベントを、企画から運営、実施、報告、その後のフォローアップまでを領域としてサービスを提供しています。
イベントは、プロモーションの中でも特に複合的であり、非常に多岐にわたる業務がパラレルで進行していきます。それらの業務を部分的に請け負うイベント業者も多数ありますが、エムエム総研ではIMC事業の総合力を活かし、トータルディレクション体制で、そのほとんどを自社リソースにより運用しています。これは、私たちの提供価値がイベントの実現ではなく、クライアント企業のマーケティング成果であるべきだからです。
企業のマーケティング戦略において、イベントは中心的な役割を担います。イベントをゴールにする、あるいはイベントを起点にする形で、長期のマーケティング計画を作ることが多いので、イベントグループではクライアント企業のマーケティング戦略を共有することが必須となります。また、イベントの前後に、あるいはパラレルに展開される他のプロモーションとのスムーズな連携も求められますので、イベントグループのメンバーには、特にディレクション能力が必要とされます。
何が何でも実現する、そのための仮説設定力と柔軟な対応力、調整力
イベントの一番の特長でもある「リアルプロモーション」ゆえに、この実施日、つまりゴールは絶対に動かせません。にもかかわらず、イベントは変動要素の非常に多いプロモーションです。しかも内外で多種多様な人間が関わってきます。どれだけ綿密な計画を立て、スケジュール管理を徹底しても、ずれることが当たり前です。ですので、イベントグループには、柔軟でスピーディな対応力と調整力が要求されます。
クライアント企業とリスクを共有できる関係性、パートナーに無理を頼める信頼関係を構築できなければなりません。
同時に、事前のリスク想定とヘッジの準備も必要です。イベント準備期間に発生する変動要素のほとんどは、来場者の満足を向上させるための施策ですので、これは可能な限り実現を目指します。その際の対応力、調整力も、事前の仮説と想定により結果は大きく違ってきます。
もうひとつ、このような実現力と合わせて重要な要素が、IT業界への特化・精通です。BtoBのイベントと一口に言っても、業界ごとの特性がありますし、来場者の属性にも傾向があります。それらを熟知し、運用はもちろん、提案や企画の段階から知識やノウハウを提供できることが、私たちのプロフェッショナル性でもあります。
コンセプトを形にする、リアルなイベント空間をゼロから生み出す達成感
イベントは、何もない状態、真っ白なスペースにコンセプトと目的を反映した演出空間を作り上げていく仕事です。ガランとした会場が、当日にはイベントスペースになっている、このゼロからリアルを作り上げていく工程はとても面白く大きなやりがいです。しかも、何年という時間ではなく、数か月というスパンで結果が出るので、得られる達成感も新鮮です。
また、リアルプロモーションとして、お客様=来場者の生の反応を得られることも刺激になります。クライアント企業の満足はもちろん絶対条件ですが、私たちは共に来場者の満足を得るためにイベントを作り上げていきます。ですからお客様の満足した顔を見ると、それまでのハードワークも報われた思いがし、疲れも飛んでしまいます。
そして、一貫したサービス提供だからこそ得られる達成感が、イベント開催後にも待っています。クライアント企業のマーケティング成果をゴールとするエムエム総研だからこそ得られるもの、それはイベントに続く、あるいは次の段階で生まれる新たなマーケティング、新たなプロモーションの仕事です。
その仕事は、自分たちの成したイベントから繋がり始まるもので、自分たちの出した成果の価値を確信できるものでもあります。部分的ではない関わり方は責任も大きいですが、充実感、満足感もまた、大きなものがあります。
ハードワークと競争に耐える強靭さが必要、でもそれだけの価値はあります
動かせないゴールの中で時間厳守と柔軟な対応力を求められるイベントグループの仕事は大変ハードワークです。特に開催日が迫ってくると、精神的なプレッシャーに加え、身体的にも非常に厳しい状況になることも珍しくありません。
また、イベント案件は、そのほとんどがコンペという形で競い合い、勝たなければなりません。クライアントの要件定義、競合の存在、その他様々な制約の中で、エムエム総研としての価値を伝え、質の高いイベントプランを構築し、競争に勝つことは、この仕事の厳しさでもあります。
エムエム総研の競争力の根源にはIT業界への特化・精通がありますが、その優位性を維持するためには、IT業界のめまぐるしい動きを捉え、市場のトレンドを上回る企画力を養い続けなければなりません。そのために業界情報を収集し、イベントを視察し、いざ企画というときの準備を怠らない日々の勉強も必要です。
決して楽な仕事ではなく、その複雑さと煩雑さは、もしかしたらIMC事業の中でも一番かもしれません。しかし、自分の知識を広げ、多くの人を動かし、リアルプロモーションをゼロから作り上げる魅力は、厳しさを乗り越え取り組むだけの魅力と価値あるものだと思います。そんなイベントの仕事に、同じように魅力を感じる方なら、ぜひチャレンジしてみてください。


