
顧客こそが、企業存立の基礎をなし、企業の繁栄を保障する。
そしてこのことは、企業が提供する価値を共有する「顧客」を企業がみずから創造しさえすれば、企業の持続的繁栄が確保されることを意味する。
顧客は資産なのである。企業は顧客を創造し、創造した顧客を満足させていかなければならない。
BtoBのビジネスは、BtoCに比べて顧客ターゲットが少ない場合が多く、有限であるといってよい。
有限な市場で新規開拓のみを繰り返せば、やがて市場は枯渇してしまう。
成功するためには、顧客をセグメントし、顧客関係醸成のプロセスに基づき、潜在見込み客(Suspect)の段階から戦略的にリレーションを築き、顕在見込み客(Prospect)顧客(Customer)優良顧客(Royal Customer)パートナー(Partnership Customer)を育成し、継続的な関係性を構築し続ける必要がある。
購買関係者が多層であるBtoBビジネスでは、リレーションを築くことが難しい。
組織内の複雑な関係や、時間経過による人の異動など、管理するべき情報が非常に多いためである。
BtoBビジネスで継続的なリレーションを実現するためには、適時に適切なコンタクトを戦略的に行い、ブランディングや導入価値訴求により「期待」と「満足」を提供し続ける必要がある。
リレーションはコミュニケーションによってしか醸成出来ない。
したがって、どのようなコミュニケーションを取るか、その結果どのようなリレーションが醸成されるかがビジネス成功の鍵となる。そのためには、リアルタイムの顧客情報の収集、情報の分析から施策立案までの戦略、戦略を実現する表現とコミュニケーション手法が求められる。これらを具体化すれば、データベース、マーケティングプランニング、クリエイティブ&プロモーションとなる。
データベース、マーケティングプランニング、クリエイティブ&プロモーションにより、リレーションシップマーケティングを実施し、顧客育成プロセスを機能させることで、有限な市場における事業の継続と成長を実現させる。これが、BtoBマーケティングの一つの「正道」である。
