本来組織は、何かの目的を実現するために作られる。
そうしてできた組織を、機能体組織と呼ぶ。
しかしその組織が長くにわたり存在し、権力構造が変わらないとイノベーションが起こりずらくなる。
じょじょに本来の目的が、意味を失い、その組織が存在することが存在価値のようになってしまう。
そしてその組織内の権力者を中心にしたメンバーの権益を守ることが最も大切なことになる。
こうなった組織を共同体組織という。
別に、勉強したわけではないが、昔堺屋太一が書いた組織論の本に出ていた。
戦時中の日本陸軍も結果そうなってしまい、日本の国防やアジアの発展といった大義は形式化して、日本陸軍のための日本陸軍になってしまった。
先日終わった、テレビ中継のない大相撲。
日本相撲協会もおそらく、そういった状態になっているのだと思う。
本来の目的である、相撲道の追及や普及よりも、協会幹部や功労者を守るための組織になってしまったのだろう。
会社も同じだと思う。
組織がなかなかイノベーションしないときは、おそらくそこの中で働く人たちのことが必要以上に優先され、本来の事業目的の追及などが形式化もしくは正しく行われていないことが多いのだと思う。
再度目的や意義を確認してそれを共有すべく、すすんでいくしかない。