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サトラレ/人の痛みが解る辛さ

 昨日は3連休の疲れをいやすのもあって、はやめに帰宅してまた映画を見たよ。

 「サトラレ」
 
 自分が思っていることが、半径50メートルくらいにいる人の心に全部伝わってしまう能力を持った人(サトラレ)のお話。

 でも、本人は自分がサトラレであることは、知らされず、国家プロジェクト的にサトラレは保護され常に周りにフォローされている。

 ちょっとそのフォローの仕方はあまりにもバカバカしくて笑えたけど。

 でもこの映画のポイントはすべてラストシーンにあった。

 ある病院で研修医を務める主人公のサトラレ。

 彼の心のつぶやきは病院で働く人、入院患者にすべてにばれている。

 そのおかげで病院にいる人たちは、普段すごいストレスを感じている。

 でも、一方で主人公の本質的な人間性も良い意味でばれている。

 そんな中、主人公が一緒に住んでいるたった一人の家族であるおばーちゃんがガンになり、手術をすることになる。

 手術は成功しそうになるが、最後に転移がみつかり、それ以上の手術は無理になり、そのままお腹をとじることになる。

 手術中の主人公のサトラレの心のつぶやきは、病院中に人々の心の中に伝わっている。

 最後に無念の気持ちで、手術したお腹を閉じながら、

 「ごめんな おばーちゃん ごめんな。一緒に住んでいるのにきづいてあげれれず ごめんな・・・」

 何度も心の中でつぶやく 主人公・・。

 その悲しみや切なさが、病院中の看護婦、入院患者、食堂の料理長、受付の女性・・・

 みんなに伝わっていく。

 彼の心のさけびを聞いて、涙ぐむ人々。顔をふせる人。

 そこまでの物語は、すべてこのシーンのためにあったのだと 理解した。

 人の心の痛みをわかる そんな気持ちの大切さを なんだか思い返したよ。

 
 昔、次男の のんちゃん(今 高一)が、まだ小学校の低学年のとき、サッカーの練習中に手の骨を折ったことがあった。

 そのときコーチをやっていた私は、救急車をよんで一緒に病院に行った。

 のんちゃんが、処置室に連れて行かれ中から悲鳴が聞こえた時・・・、

 本当に自分の手と

 心が痛かったよ。

 
 人の痛みがわかるのは、大切なことだけど、辛いことでもあると思う。

2010.07.21
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