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ワクワクするもの/どうしても欲しくなるもの

 中学1年の時、卒業コンサートで先輩がギターを弾いているのを見て、どうしてもギターが欲しくなった。

 自宅の駅のそばの楽器店にいって、外から眺めるといろいろなギターがおいてあって、それを見ているだけでワクワクした。

 新聞配達のバイト代と、当時まだいたオヤジが珍しく競馬であたってくれたお小遣いで、楽器屋ならぬ中古品屋にあった4000円のギターを買った。

 ひどいギターだったけど、嬉しくて

 毎日弾いてた。

 あっという間に左手の指先がカチンカチンになった。

 
 高校1年の時、どうしてもバイクに乗りたくなって、友達はもう免許もとって乗っていたのであこがれていた。
 
 お金ないから買えないけどバイク屋に行って、でも新品は絶対無理だから、これも中古屋にいって眺めたり、さわったりしてた。なんだかほおずりしたいくらいの感じでワクワクしてた。

 喫茶店のバイト代と、毎日の昼飯代を節約して、教習所に通い、自動二輪の免許をとった。

 残ったバイト貯金と、たまたまパチンコで大勝ちしたお金が入ったので、中古屋に走っていって9万円のヤマハのRD250を買った。

 今思えば 2サイクルのおんぼろバイクだったけど、内緒で通学にも使ってたし、学校帰りによく湘南の海まで走りにいった。

 別に暴走族ではないけど。伊豆とかにツーリングによくいった。

 
 大人になって、リクルート時代にまだみんながあんまり持っていない頃にパソコンにはまった。

 PC98 一太郎 MS-DOSの時代だ。

 パソコンで何かをするより、パソコン自体が面白くて、ハードディスクの初期化とかメモリーの増設とか、DOSのコマンド覚えたりした。パソコン雑誌もいつも見てた。

 今思えば、なんであんなに面白かったんだろう。今はさっぱりわかんなくなっちゃったけど。

 社長になって、DTM(ディスクトップミュージック)にはまったときがあって、シーケンサーソフトを買ってきて、昔作った曲とかを打ち込んで、いろいろと編曲したりして遊んでた。

 飲みにいくよりこっちの方が楽しくて、仕事が終わるとまっすぐ飛んで帰って寝るまでやってた。

 何かにワクワクして、何かがどうしても欲しくて、それを研究したりしているときって楽しい。

 いつも 何かそういうものを持っていると人生が面白くなると思う。

 もちろん仕事がそのくらいワクワクしているのが一番楽しい。

 そういう感じで今までも来たし、これからもやって行きたいと思う。

 

 

2010.03.15
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