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時がたって解かること/修・破・離(しゅ は り)

 こないだ競歩中に考え事をしていたら 懐かしい言葉を思い出した。

  修・破・離(しゅ は り)

 スポーツとか武道とか芸術とか文化とかの世界で、あることを極めるプロセスとして使われる言葉。

 この言葉に出会ったのは、たぶん会社を創ったばかりのころ。

 何かの道を極めたり、何かを成就させようとするとこの3つのプロセスが必ずあると言う。

 修(しゅ  修めること)

 ともかく一生懸命学び、一つ一つ目の前にある課題に真剣に取り組み、時を惜しんでやる事。

 会社を立ち上げたころ まさしくそんな感じだった。

 日々の仕事、会社のメンバー、お客様と日々真剣に向き合い。毎日のようにメンバーと語って、議論していた。家族といる時間より圧倒的に会社のメンバーといる時間の方が多かったように思う。
 
 何も知らない状態で経営者になったので、勉強する事は死ぬほどあり、いつも本を読み、人の話を聞いて、飲み屋でも本読んでた。

 そんな3~4年がすぎ、なんとなく経営が出来ているような気になってくると、自分の中に自分の独自性としてのいろいろな欲が出て来て、周りのメンバーと喧嘩したり、無理な事業にチャレンジしたり・・・。

 そして一度その時やっていた会社・事業の枠組みを壊すことになった。

 これが 破(は 壊すこと)

 そして、自分が創ったものを一度壊し、またそれを俯瞰しながら淡々とすごす時期があって。

 日々仕事はしているが、以前のようになんかムキになっている感じではなく、いろいろと眺められるようになってきた。

 これが 離(り  離れること)

 修めて

 壊して

 離れて

 やっと見えてくるものがある気がする。

 そしてまた新しいテーマを見つけ、修のプロセスへ入っていく・・。

 自分自身としては、もう3回目くらいのプロセスにいる気がするけど。
 (結局ぜんぜん極められていないということだと思うけど・・)

 この言葉は、いろいろな意味で使われるし、解釈も人によって違うようだ。

 ただ自分にとっては、自分の状態をはかる上で、とてもキーになる言葉になった。

2010.02.22
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