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景気後退/不況の中で価値を創れる人とそうでない人

 不況のニュースにいとまがなく、毎日日経新聞を見るとなんだか気持ちが落ち込む人も多い今日この頃。
 20年ほど前、リクルートの営業をしはじめて日々毎日楽しく仕事をしていた。それ以前に自分が経験した営業の仕事は、単調な案内営業的なものが多く、媒体を活用して新しい価値を提案するリクルートの営業が楽しくてしかたなかったからだ。

 当時後輩やメンバーに、「ただものを説明するような営業はいずれなくなる、そういったものはカタログやDMで出来てしまうから(当時はまだインターネットはそれほど普及していなかった)」と言っていた。

 売るべき価値は自分で創出するもので、そういった感覚をもっともっと磨かないといつか通用しなくなると考えていた。
 
 昨今の不況になり、今本当に日本はそういう時代が来たと思う。企業は、何かを仕入れ、それに付加価値を乗っけて販売し、利益を得る。

 でも結局その価値を創出するのは、そこで働く一人ひとりだからだ。

 格差社会到来と言われているが、仕事以外のことで機会が平等でないのは、許しがたいことだが、フェアな状況の中で、価値創造できる人とそうでない人に差ができるのは、しかたのないことだろう。

 日本全体を見てもグローバリゼーションの波の中で、日本が出せる価値を問われている。日本は何を強みにして、価値創造する国になっていくのか。

 一国のトップも迷走しているように思える。

2008.12.10
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