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死ぬほど食べるが、太ってない上海の人たち

 上海から昨日帰ってきた。

 世界で一番高いビルの最上階でご飯たべて飲んだ、85階。泊まったのもそのビルの中にあるホテル、68階。

 でもそのすぐそばに、さらに高いビルがもうすぐ出来る。

 なんだか上海は、やはり勢いのある街だった。

 1997年に、はじめてニューヨークに行ったときもインパクトがあったが、今回もそれに次ぐインパクトがあった。

 今後、アジアが一つの商圏としてユーロのようになるかも知れないと思っているが、その中心は東京ではなく、上海になるような気がする。

 

  上海で一番美味しく、みんな並んで食べるというショウロンポウの店にいった帰りに、街を少しブラブラした。

 大衆食堂のような、大きなレストランがあって、ごったがえしていたので、興味本位で入ってみた。

 その活気、人の数、そして何よりも驚いたのは、多くの人の食べる量だ。

 バイキング形式なので、みんな自分のお盆をもって、その上に勝手に料理を取っていく。

 絶対一口では食えない、超デカイ餃子が8つ。あんかけがたくさんかかった大盛りの焼きそば、坦々麺スープ。ショウロンポウ(これもでかい)4つに、肉の炒め物のおかず。

 だいたい、これが平均的なひとり分のお盆に盛られている量だ。しかも、普通の若い女性がだいたいこのくらい、平気でモリモリ美味しそうに食べている。

 なのに、ほとんど太っている人がいない? これはどうしてだろう。ウーロン茶のせいかな・・・?

 これだけ食べても平気なくらい、毎日エネルギーを消費しているのだと思った。それだけ頑張って働いている。そして、美味しいものを食べられることを心から幸福と思い、また頑張る。

 昨日より、今日。今日より明日が、必ずよくなることを信じて、毎日を一生懸命生きている。そんな人たちが死ぬほどたくさんいる街、上海。

 実際に上海の人たちの年収は、この12年で、10倍くらいになっているらしい。(もちろん貧富の差もうまれているようだが)

 彼らの勢いに、今の日本人は勝てるだろうか?

 昭和の日本を、そこに見た気がした。

 

2007.11.19
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