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夕張と旭山動物園/衰退と繁栄

 遅めの夏休みをとって、家族で北海道に旅行に行った。

 5人で羽田から飛行機に乗り、一路新千歳空港へ。

 次男ののぞむは、「北海道って、横浜にあるの?」とか、訳の解らないことを言っているが、とてもテンションが高い。

 長男のみなとは、「俺、別に北海道じゃなくてもよいし。家でゆっくりがいい」と、少し静か。

 空港から、レンタカーを借り、富良野へ向かった。

 初日に、通り道にある夕張に行った。地図を見て、ホテルや駅がある方向に向かうが、商店街は空いている店もほとんどなく、人通りもほとんど無い。たまに、かなり高齢なおばーちゃんが腰を曲げて歩いているだけだ。

 誰も住んでいないような廃屋が、道沿いにたくさん並んでいる。まるでゴーストタウンみたい。

 駅に着くと、そこには営業を何もしていないリゾートホテルが寂しげに建っており、駅にも人が誰もいない。

 そう、夕張は「経営破たん」した自治体だったのだ。

 「幸福の黄色いハンカチ」の舞台となり、一時は炭鉱の町で賑わったはずだが、寂しい限りだ。

 翌日の朝、皆で富良野の気球に乗る。(私は高所恐怖症なので、一度は乗らないと言ったが、家族のすすめもあり、乗ってみた。でも、もう乗らない)

 その後、旭川にある旭山動物園に向う。

 こちらは今日本で一番賑わっているという噂の動物園だ。

 実際に入ってみると、平日なのにも関わらず、北海道の人が全部集まっているような賑わい。
 (実際に北海道に行って、空港なども含め通り過ぎた人の数より、この動物園にいた人の方がぜんぜん多いと思う)

 ペンギンさんや、白熊さん、アザラシさんには、ディズニーランドほどではないが、かなり並ばないと会えない。
 たしかに係りの人のサービスもよく、いろいろな工夫がされている様だ。

 この動物園も以前は閑散としていたらしいが、いろいろな改善施策を打つことで、今の状態になったと聞く。

 同じ北海道あっても、知恵と努力でこんなにも違うことになるのだと実感した。

 子供たちと楽しい時間をとりながらも、そんな事を感じた、遅い夏休み・・・。

2007.08.29
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