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何故シュートを打たない?/不完全燃焼に終わったアジアカップ

 アジアカップ準決勝、日本はサウジアラビアに2-3で破れ3連覇はならずに敗退した。

 後は韓国との3位決定戦である。これはこれで、次のアジアカップのシード権がかかっているので、大事な試合だが。イラク対韓国、サウジアラビア対日本と準決勝は、中東vs東アジアとなったが、いずれも中東の勝利となった。

 決勝はイラクvsサウジアラビア。イラクは、いまだ内乱が続いており、ある意味で国民の希望としての戦いをしている感じがした。そういう意味では、絶望的な状況の中で、何か明るい未来を掴み取ろうとするモチベーションが高く、韓国を気持ちで上回っていて、はじめての決勝進出となった。

 サウジの日本戦に対するモチベーションも日本のそれを上回っているように感じた。

 社会主義が事実上崩壊した今、ある意味では西欧的な資本主義に対抗する残された大きな力であるイスラム圏の底力をみた気がする。

 それにしても日本はなんでシュートを打たないのだろう。最後の方で羽生が出てきて、ポストにあたる惜しいミドルシュートがあったが。

 それに触発されてか、俊輔もその後にミドルシュートを打った。でも、その前にも何回も、ミドルを打てる場面があったのに、いつもパスを選択してしまう。

 美しい形を追いすぎるあまり、リアリティが欠如しているようにも思った。

 自分たちのサッカーをやることの大切さもあるが、今回に関しては「勝とうと思う心」において、負けていたと思う。川口のコメントにそれが現れていた気がする。

2007.07.26
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