10年以上前、ワタミフードサービスの社長の愛読書であった「ウイニングパフォーマンス」という本を、当時常務だった友人から紹介され読んだ。
アメリカで急成長を遂げた会社を何十社も調べて、企業成長のキーファクターを解明する本だ。
当時企業むけのアンケート調査みたいな仕事をしていて、この本を参考に「企業成長のための課題発見調査」という企業サーベイを開発し、いくつかの企業に実施してもらった。
当時上場前のインテリジェンスとかにもやってもらった。
やはり成長中の企業は素点が高く、古い体質で成長が止まっている企業は低い結果となった。
そのキーワードは以下の6つ
1.顧客視点の経営
2.使命感の浸透
3.セクショナリズムの根絶
4.人間重視の経営
5.原理原則の実践
6.官僚主義の打破
これは言い換えると、順調に成長してきた企業の成長が止まるとき以下のような症状が出るということだと思う。
1.お客様のことを考える視点でなく、内部や自分たちの都合を優先する考えが横行し始める
2.企業の理念やビジョンが多くのメンバーに伝わらなくなる
3.いろいろな部門が出来、それぞれの部門の権利主張が目立ちはじめ会社全体が見えなくなる
4.働いている一人ひとりを大切にし、配慮するような言動が、経営層・マネジャーからなくなる
5.ビジネス上のちゃんとした約束を守る、挨拶をするなどの基本的なことがおろそかになる
6.形式が重視され、前例のないことをやる事を躊躇するような風土になる
以前この調査をやったときMMもそれなりに素点の高い会社だったけど、だいぶ組織も大きくなり人数も増え、いろいろな課題が山積して来ている。
昨日、ある事業部の全体ミーティングをやったが、そんな課題感をさらに感じた。企業成長に伴うこういった問題点をどう解決していくのか?
他動型でない、自動型の人材がどのくらい育っているかが肝要だと思う。ここでさらに強くなれるか楽しみだ。すべてのことを機会と捉えチャレンジする楽しさを忘れないようにしたい。
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参考になる話をありがとうございます
3.4.5の複合になるかと思いますが、現場と経営との間に壁ができて、「会社側の人間」というような表現が現れてきて、仕事が他人事になってくるというようなことがあります
当初は、理想に燃え無我夢中で仕事をしていたのが、徐々に儲かるからやるとか評価されるからやるというようになったら、危険信号だなぁと思います
勉強なります。
今日はちょと話がかたいですね。