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ベンチャーな散歩道

 今日は3連休の最終日。初日は前の晩(というか朝まで)会社のメンバーと飲みすぎたので、ほとんど寝てた。2日目はいつものとうりフットサルに行って汗を流し、その後地元の温泉に。
 3日目の今日は久々に何の予定もない休日。まずは背広やワイシャツの衣替えをやった。午後からは暇になったし家族はほとんどそれぞれの用事でいないので散歩にでた。

 私の家は多摩地区、京王線の高幡不動というところにある。新撰組の土方歳三の生家があり、近藤勇の道場である日野天然理心流発祥の地だ。だから歳三マンジュウとか幕末どんぶりみたいなものが売っている。

 駅から近くに高幡不動尊という神社があり、年末年始は初詣客でいっぱいになる。我が家はいつでも徒歩10分くらいでお参りにいけるのだ。

 ブラブラとお不動さまの方に歩いていった。高幡不動尊には、八十八ヶ所参りというお地蔵さんがある。
お不動さんの裏が山になっていて、その山中に八十八のお地蔵さんがあり、山中を歩きながらお参りするハイキングコースになっている。これは四国のお遍路(へんろ)さんのミニチュア版だ。

 だいたい45分くらいかかるが、久々に歩いてみようと山を上り始めた。

 30分くらい歩くと、別なコースがあるようでハイキングコースとなっている。

 ちょっと行ってみようと思い、別な道を歩きはじめた。はじめは住宅街だったが、途中からまた山中に入る。
 回りを木々に囲まれて、晴れた秋の日なのに薄暗い山道を一人で歩く。30分くらいたっても誰とも出会わない。だんだん不安になってくる。

 しばらくするとなんだか猛獣の鳴き声みたいのが聞こえてきた。どうやら多摩動物公園(多摩地区にある大きな動物園)の、回りを回る山道になっているようで、家族ずれの声や、いろいろな動物の声が聞こえるが何も見えない。

 いったい出口までどのくらいあるのかも解らない。半分くらい着ているのか、まだまだゴールは遠いのか。

 新しい事業をすすめているときに近いと思った。(なんだかすぐに仕事とつなげて考えてしまう)

 確かに前にすすんでいる感じはするんだが、本当の成功まであとどのくらいかかるのかはいつも解らない。昨日より今日、確かにすすんでいるが、山の頂きはなかなか見えない。

 そんな時戻るべきか、信じて進むべきか決めるのはリーダーの仕事だ。幸い今日の散歩は私ひとりだが。

 そんな杞憂も心配することなくしばらくすると、多摩の大地が見渡せる景色のよい丘に出た。そこに立ってはじめて自分がどこにいて、あとどのくらい歩けばよいか解った。

 秋晴れの空が気持ちよく、少し汗ばんだ体に風があたり、さわやかな気分。さっきまでの不安は一瞬にしてなくなった。

 山道をおりて、街道に出てコンビニでダイエットビールを1本。

 うっ、うまい!

 街道沿いのツタヤに寄って、SHEの入っているエルビスコステロのCDを借りる。

 帰りは浅川の河原道をゆっくりと歩いて帰った。結果的には2時間以上歩いたので、帰ったら結構やせてた。

 これからも時間をみつけて散歩しようと思った。

2006.10.09
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