以前も紹介した「7つの習慣」という本によれば、人生を有意義に生きるための第一の習慣は「主体性を持って生きること」そして第二の習慣は「目的を持ってはじめること」、そして3つ目は「優先事項を優先すること」だ。
ここまでの3つは私的成功の習慣と言って、自分自身が個人として成功するために手に入れるべき習慣である。それ以降の4~6は他者との関係性による公的成功のための習慣であり、7は再新再生の習慣である。
この本にもしつこく書いてあるが、私的成功の上にしか公的な成功はなくいきなり全部を手にすることは出来ない。順番があるということだ。
ということはまず第一の習慣だ。
「主体性を持って生きる」これを別な言葉に置き換えると「今の自分の状態は、どんな状態であれ、過去における自分の判断の結果であることを心から認める」ということだ。
要は自分の判断に責任をとる。またとれる判断をするということだ。「あの人がこういったから・・」
「無理に誘われたので・・・」など外的なことに影響されてしぶしぶ決めたことは、ピンチになったときに必ず「うまくいかなくても自分のせいではないし・。しょうがない」みたいな感じになる。
どう説得されようと「決めたのは自分だ」と自分で認められることである。
エムエムに入社する人には必ずこの話をする。「別に親に言われてうちの会社に入った訳じゃないよね?」とか「うちの人間が無理やりに説得したのではなく、ちゃんと自分で決めてきたんだよね・・」とか。
これは仕事を引き受けるときも同じである。どんな仕事もリスクを恐れず強い意志を持てば断ることも出来る。その代わり受ける以上は、リスクがあろうとも自分の意志で出来ると思って受けなければならないし、その結果起こる事象は自分で受け入れられなければならない。
ここらへんのスタンスがちゃんと出来ているかどうかは、生きていく上で、仕事をしていく上で、きわめて重要なことだと思う。
この習慣が出来ていないと、心のどっかに「これは自分の意志でやったことではなく、○○がこういったから」みたいな気持ちばかりになり、成長できず次のステップには永遠にすすめない。
またこれは年齢とはまったく関係がない。中学生や高校生でもこういった考えが出来ている子もいれば、リスクを回避して人のせいばかりにしていると、50を過ぎてもまったく出来ていない人もいると思う。
年齢ではなく、どういった考え方で判断して生きてきたかが重要なのだろう。
そしてこの第一の習慣が身についていないと、第二の習慣以降のテクニカルなことを身に着けても、実際の厳しい仕事の現場ではまったく力を発揮できないことも多い。