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みなとくんとお寿司屋さん/夏休みの夜

 昨日は、かみさんとのんちゃんがテニスの合宿にいっていないし、長女のみらいはバイトで帰りが遅い。ということで、晩御飯は私と長男(中3)のみなとくんの二人になった。
 二人で何か作るのはめんどくさいので、お寿司屋さんに行った。
 家族みんなで行くときは、だいたい「すしろー」っていう回る寿司にいくのだが、せっかくだから高幡不動の商店街の裏にある、普通の寿司屋に二人で入った。

 なんだか中学生の長男と二人でいるとちょっと照れくさい感じ。

 そういえば二人で外で食事するなんて始めてかもしれない。

 よくみなとが小さい時に「大人になったら寿司屋になりなよ。そうしたらパパが食べに行くから」って言っていた。
  
 ビールを飲んで、日本酒を頼むと「俺ちょっと飲んでみる」とみなと。

 ちょっと日本酒を注いでやると「ゴクっ」って飲んで。「うーん すごく美味しい訳じゃないけど、ぜんぜん平気」

 こいつはきっと酒飲みになるな。

 鯛のかぶと焼きとか、えんがわのおひたしとか、回る寿司にはないよものを頼んで食べた。みなとも美味しいといって、食べている。

 やはり握りも回る寿司とは違う。みなとも納得の表情。

 みなとは今受験で進路についてちょっと悩んでいる。別にそんな話をちゃんとした訳ではないが、ちょっと酔いも回ってきて、いろいろと話せて楽しい時間。

 お勘定をすませて店を出ると、
「俺 ちょっと河原の防波堤を歩いて帰りたい」

 「そうか じゃーね」

 みなとは浅川(多摩川の支流で家の近くを流れている河)に向かって走って行った。

 私は地元のサッカー仲間がやっている居酒屋に、飲みなおしに行った。

 何年かたった時に、ちょっと思い出しそうな夏休みの夜になった。

2006.08.20
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