ジダンのエンディングは悲しいものになった。一方イタリアは、40年ぶりの優勝。1992年のアメリカ大会でPK戦での敗戦の雪辱を晴らしての快挙となった。
ただイタリアのディフェンダー、マテラッティがいったい何をジダンに言ったのかが気になる。
たしかにどんな理由であれ、頭突きという行為に出たジダンに非があるし、レッドカードもいたし方ないと思う。また、そういった相手を怒らせるプレーもサッカーと言えばサッカーだし、マリーシアとも言える。
ただ、時として「言葉」は実際の「暴力」より人を傷つける。
サッカー界全体やフランスの民族問題なども含め、ジダンは多くの貢献のある選手だ。そのジダンに味方の勝利の為とはいえ、最終的な態度をとらせるような言葉をもしマテラッティがかけたのだとしたら憤りを覚える。
そのマテラッティがPK戦で蹴る瞬間、もし彼の中になにか「憂い」があるのであれば、よいキックが出来ないであろうと思い見ていた。
しかし彼は見事なキックでPKを決めた。そしてイタリアが勝利。
真相は誰にも解らないが、これもワールドカップの真実なのだろう。