今会社にとって重要なことを決めようとしている。そういう意味では日々判断の連続ではあるが・・。
会社をはじめたころは良い意味で、社内には相談相手がいなく、全部自分の直感や思いで決めていた。社外で知り合った方には、コンサルタント、銀行の営業マン、税理士、先輩経営者といろいろな方がいて、様々なアドバイスをしてくれたが、その多くは彼らの営業的な思惑で言っているのが本質だ。
最初は、なんでこんなに親切なんだろうと思ったが、よく考えればビジネスだから当たり前。そこらへんのことは自分も長く営業をやっていたのですぐに感覚をつかめた。
特に、ベンチャー企業に起こる、未知なることについては、したり顔でリスクについてのアドバイスをたくさんする人が多い。さも多くのリスクを知っていることが自分の価値であるかのように。
ある日、相談すれば相談するほど決断できなることに気づいた。
なぜ決断できなくなるかというと「間違えないような正解の決断」を求めるからだ。そんなものはないと思えるようになるのには少し時間がかかった。大切なのは「どうしたいという意志」と、「リスクをとる覚悟」
頭の中に「だから言ったじゃないですか・・」なんていいそうな人の顔が出てきたら、そんなものは言わせておけばよい。大切なのは決断して行動すること。その行動の上にしか成果は出ないのだから。
知識を習得し、情報を集めることは大切だが、多くの場合、その決断を成功に導く要因とはあまり関係がない。
結果的には、よりリスクが高く、乗り越えなければならない壁が多い方が、しっかりした情報収集による常識的な判断よりも成功確率が高いように見える。
それは、結局成果につながるのは人間の具体的な行動だからなのだろう。どういう気持ちで何を(誰を)信じて、やるかの方が重要なファクターになるからだと思う。
大義があって、やりたいことなら、思い切ってやればいい。誰かが相談に来たときに、したり顔でリスクを並べすぎたりせず「そう思うなら思い切ってやみたら」と言って、見守ることが出来るように、最近少しなれたような気がする。