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強いチームを創る

 ワールドカップ開催まで、あと30日ちょっととなった。
 昨日会社のキックオフがあり、そこでチームとしての戦い方について話した。

チームとしての戦い方(個人が意味を理解した戦い方をして全体として勝つ)

 サッカーの試合もそうだが、我々の仕事も社員がいちいちディティールについての判断を上司に仰いでいたら、とても顧客ニーズに対応できずビジネスに勝機を見出せない。

 サッカーの試合で言えば、ボールをもらった選手が、敵が目前に迫っているのにも関わらず「僕はだれにパスをすればいいんですか?」と監督に聞いているようなものだ。
 当然の事だがサッカーでは、試合中に選手が瞬間的に自分の判断でプレーを選択し、その結果として試合の勝敗が決まる。

 現状のビジネスシーンもスピードが命になってきているので、実際に現場で働いている社員が、顧客のニーズに対して瞬時に最適な判断をしなければならない。

 そんな中でどんなスタンスで仕事をすればよいのか?3つのヒントを話した。

1.現状認識の共有  
今どういう状態にあるのか? 味方の戦力は?敵の状態は?環境は?

まず今おかれた状況がどんな状態なのかを、チームのみなが理解共有していることが大切だ。
 味方に怪我人(病人、メンタルなコンディションの悪い人)は、いないのか?
 敵の戦力は?(お客様の状態は?)
 みんなのスタミナは?(資金繰りは?)
 観客は?(マーケットの状況は?)


2.聡明な目標設定の共有 
 大きなミッションを達成するために、目の前の目標をどう設定すべきか?
 大会の中でのこの試合の位置づけとして、どうすべきか?
 本当に勝ちにいくのか?引き分けでいいのか?
 攻めるのか?時間を稼ぐのか?

3.個々の正しい自己課題認識 
 聡明な目標を達成するために、自分は何をすべきか?何が課題なのか?
 ボールを持ったらともかくセーフティにプレーする。
 危険を冒してもドリブルして点を取りに行く。
 
この1~3のステップを、現場の中で瞬時に判断して、メンバー同士も自然に共有でき、個々が自分が何をすればよいのかを、自分で判断して動けるメンバーがたくさんいるチームが試合に勝つことになる。

 こういったチームは決して支持、命令、管理といったマネージメントスタイルでは育たないと思う。日々の中で自分で判断することやそれを自己評価する習慣を身につけることで始めて可能になるのだと思う。

2006.05.09
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