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上司と部下

 リクルート時代に25歳で横浜営業所のゼロワン(普通の会社で言えば、課長職の下で頑張る営業係長みたいな感じ。一番売り上げを上げて、メンバー指導とかもやる)に、なった。

 そのときの上司が、最初はあまりうまの合う人ではなかった。(営業所の他のメンバーからも、あんまり人気がなく、自分の方がリーダーシップを発揮できていると当時は思っていた)

 その上司からいろいろと怒られても、なんだか心の中ではちゃんと尊敬できていないし、自分の事を解ってくれていないと勝手に思い込んでいたので、あんまりちゃんと聞いてなかった。

 でも一方で、その上司から言われることはとても当たり前のことで(当たり前すぎて腹が立つ)、また一つ一つ仕事を着実にかつしぶとく片付けていく姿は、自分とはタイプが違うが、悔しいけど少し尊敬もしていた。

 1年くらいかかったけど、この人は自分にはない長所をもっているので思い切って吸収してやろう、そうすればもっと自分が成長できると思うようになった。
 
 自分がそう思えるまでは、業績も営業所の雰囲気も今ひとつだったが、自分が接し方を変えるようになって、業績も好調になっていった。そしておかげで自分は、その営業所の所長になり、上司は違う営業所へ移動していった。

 その上司の方とは、今でもお付き合いさせていただいている。
 今考えると、その上司と一緒にすごした期間が最も成長できた時間だったかも知れない。

 上司の力を認め、受け入れて自分を変えることで、ひとつ大きくなれたのだと思う。


 

2006.04.04
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