ワールドカップ前に欧州組が召集できる、サッカー日本代表の最後の国際親善試合が昨日ドイツで行われた。相手はボスニア・ヘルツェゴビナ。ワールドカップ1次リーグで対戦するクロアチアを想定した試合だ。
ボスニアはワールドカップ欧州予選では、グループ3位となりワールドカップには出場できないチーム。でも予選で強豪スペインに2度引き分けている。FIFAの世界ランキングでは日本の方が格段に上である。でも真剣勝負のワールドカップ予選でスペインと引き分けられるチームがアジアにあるのだろうか?アジアにいればワールドカップに出場できる確率はかなり高いチームだと思う。
前半終了間際に日本が先制したが、後半2点とられ逆転された。試合はロスタイムに入り、ボスニアの選手が怪我をして立ち上がらない。時間かせぎか!
そしてロスタイムの3分をすぎてから試合再開。いつ笛が鳴ってもおかしくない状態。そんな中で右サイドにいた俊輔からフワッとしたクロスボールが入り、何故かそこにいた中田がヘディングでゴールを決め同点になった。そして試合終了。
俊輔と中田は、もう時間がない状態でも、最後まで、あわてるでもなく、スピーディにそれでも冷静な判断を忘れずにプレーを続けていた。「最後まで試合を捨てるな!」という掛け声の中でがむしゃらにやるような「根性論的」なイメージではない。
ある意味機械のように最後まで質を落とさないプレーを続け、またそれを楽しんでいたように見える。
本当のプロの姿を見た思いがした。試合の内容にはいろいろあるけれど、日本代表に、そういった本当のプロと思える選手がいるのが心強い。6月が楽しみだ。