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自己客観性の強い人と弱い人

 思い込みが強く自分の考えが正しいと盲目的に信じている人がいる。というか誰でもそういう状態になることがあるのだと思う。

 自分自身も過去を振り返ると、あとでちょっとな?って判断をしているときはそういう時が多い。友人のあるパートタイム派遣をやっている会社の社長が、年末の飲み会で「自己客観性」というキーワードを使っていろいろと話していた。

 昔ある上司から「何かをふり返るときは自分の姿も入れて想像してごらん」と言われたことがある。

 例えば昨日行った営業の商談場面をふり返るときは、自分から見えているお客様の顔を想像するのではなく、その商談場面を上の方から見て自分がどんな表情でお客様に話していて、それをどんな風にお客様が聞いていたかを想像するのだ。まるでそのシーンをビデオでとって、それを後から見るような感じである。そうするといろいろと自分では認めづらいことも見えてきて、「あーこのときはぜんぜんお客様の気持ちや反応を考えずに対応しているな」とか、普通に思える。

 これはすべてのシーンに応用できるので、昨日の飲み会をふり返る、会議の場をふり返る、恋人との喧嘩のシーンをふり返るなどの時に使える。少し照れくさくなる感じがちょうどいい。

 でも自己客観性でもっとも大切なことは「自分は自己客観性が低く、簡単にそういう風には思えないんだ」と考える自己客観性だと思う。そうして他者の力を借りることだ。自分は客観的だと言う人は、最も自己客観性が低いのだと思う。

2006.02.08
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